瞬塾 ロボット日記

国立市の小さな塾・瞬塾のブログ。 ヒューマンアカデミーさんから教材の提供を受け ロボット教室国立駅前教室、国立さくら教室の運営もしています。

2009年04月

 こんにちは!皆様お待ちかね(?)の前回の問題の答えを発表します。
「菜の花や 月は東に 日は西に」この俳句の月の形は?という問題でした。
 「俳句に詠むぐらいだから綺麗な満月でしょ」と直感的に思った方も多いと思いますが、せっかくなので直感ではなく前回の月の時刻表を使って考えて見ましょう。
 まず、「月、太陽は東から昇って西に沈む」 これがわかっていないといけませんね。しつこいですが、絶対に覚えておきましょう。この知識から上の句は「太陽が沈みそうで、月は昇ってきているんだ」ということがわかりますね。なので、時刻は夕方ぐらいです。
 次に夕方(18時ぐらい)に出てきている月とわかったので、月の出の所を縦に見て18時を探しましょう。はい、見つかりましたね。上から三つ目の月、てことはやはり満月でした。
 よって、意外性のない答えで申し訳ないですが、満月が正解です。新月が答えだったら面白いんですが、さすがに見えない月は俳句に詠みませんよね(笑)
 

イメージ 1
 今日は皆さん苦手な月の出や入りの時刻を覚える方法を紹介します!
 やり方はまず写真の表を覚えましょう。私はこれを月の時刻表と呼んでます。「新月号は6時に月の出駅を出て18時に月の入り駅に到着」のようなノリでお願いします。
 覚え方はそれほど難しくないです。まずは新月、上弦の月、満月、下弦の月、そして再び新月、この順番を確実に覚えます。「しんじょうまんか、しんじょうまんか」と何回か唱えれば覚えられますね!
 はい、覚えたらこれを縦に並べます。次に横に月の出、南中、入りの順に並べましょう。これはオッケーですよね。そうしたら左上に6と書きましょう。次に縦横にそれぞれ6ずつ増やして記入しましょう。24時の次は30時ではなくて、朝の6時ってことにしてくださいね。
 これで完成です!でも一つ注意点が。実はこれは正確な時刻ではなくて、とてもアバウトな時刻なのです。本当は日没とか夕方とか記入した方が正確なのだと思いますが、数字の方が表が書きやすく、覚えやすいと考え、瞬塾では数字を採用してます。だいたいの時刻なんだということは頭に入れておいてくださいね。
 この表を書いてしまえば、「夕方ごろに南中する月の形はなにか?」とか「明け方に西の空にある月の形は?」などの問題が楽勝で解けます!前者は南中の欄を縦に見ると夕方(18時ぐらい)に南中しているのは上弦の月だなとわかりますね。後者は、「西の空ってことは沈もうとしているんだな」ってことで月の入りの欄を縦に見ましょう。すると明け方(6時ぐらい)に沈むのは満月だってわかりますね。なお月も太陽と同じく東からのぼって西に沈むってことは常識なので、しっかり覚えてなきゃダメですよ。
 また、試験に良く出る三日月は、新月から三日目の月ってことで、新月と上弦の月の間ぐらいの時間になります。これも覚えておきましょう。他にもこの表から、月は一日50分ぐらい南中時刻が遅れる、などの情報も読み取れたり色々と活用できます!
 では最後に問題!
「菜の花や 月は東に 日は西に」 これは有名な与謝蕪村の俳句ですが、この時の月はどんな形でしょうか?
 中学入試で出そうな問題ですね。答えは次回の日記で!

 個人的に応援してます埼玉県私立中学校サッカー大会ですが、先日3月31日に決勝戦が行われ、浦和ルーテル学院中学校が西武文理中学校をPK戦の末破り、見事優勝を飾りました!
 浦和ルーテル学院の選手及び関係者の方々、おめでとうございます!大会を通して失点0はすごいですね。練習の賜物だと思います。これからも頑張ってください。

 瞬塾では部活が忙しくなかなか時間が取れない生徒も応援します。毎週決まった曜日、時間に来れなくても大丈夫です。できる限り柔軟に対応します。テスト前の部活が無い期間だけ塾に来るスタイルでもオッケーです。ご相談下さい。ちょっと宣伝でした(笑)

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