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こんにちは!緑が日に日に濃くなっていく、気持ちの良い新緑の季節になりましたね。
今回のロボットはこちら、なにやらきっちりした箱形ロボット、九九ボックスです!

こちらのロボット、なんとプログラム次第で足し算からかけ算(九九)の出来る計算ロボット。
右側にあるスイッチで計算したい数を入力して、正面の文字盤を動かします。

正面のブロックをはずしてみると......
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0から9までの10個の数字が書かれた紙が大きなギア(歯車)に貼り付けられていますね。
このような、10個の数字を使ってひとつの位(くらい)を表す方法を、「10進法」といいます。
左の文字盤が10の位、右の文字盤が1の位を表しています。

ちなみに、なんとこのロボット、ひとつのモーターだけで2つの文字盤を動かしています。
それも、右の文字盤(1の位)が10回動いたら、左の文字盤(10の位)が1回動くという、
10進法の決まりを上手く表現できるようギアの組合せが細かく考えられているんです。
こっちが10回動くごとにあっちは1回!というようなギアとギアの動きの関係は、「ギア比」といいます。

プログラムで出来る事は無限大にありますが、物理的な仕組みで実現出来る事も、知れば知るほど広がって行きます。両方の知識を学んで、上手に活かしていきたいですね!