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 今日は皆さん苦手な月の出や入りの時刻を覚える方法を紹介します!
 やり方はまず写真の表を覚えましょう。私はこれを月の時刻表と呼んでます。「新月号は6時に月の出駅を出て18時に月の入り駅に到着」のようなノリでお願いします。
 覚え方はそれほど難しくないです。まずは新月、上弦の月、満月、下弦の月、そして再び新月、この順番を確実に覚えます。「しんじょうまんか、しんじょうまんか」と何回か唱えれば覚えられますね!
 はい、覚えたらこれを縦に並べます。次に横に月の出、南中、入りの順に並べましょう。これはオッケーですよね。そうしたら左上に6と書きましょう。次に縦横にそれぞれ6ずつ増やして記入しましょう。24時の次は30時ではなくて、朝の6時ってことにしてくださいね。
 これで完成です!でも一つ注意点が。実はこれは正確な時刻ではなくて、とてもアバウトな時刻なのです。本当は日没とか夕方とか記入した方が正確なのだと思いますが、数字の方が表が書きやすく、覚えやすいと考え、瞬塾では数字を採用してます。だいたいの時刻なんだということは頭に入れておいてくださいね。
 この表を書いてしまえば、「夕方ごろに南中する月の形はなにか?」とか「明け方に西の空にある月の形は?」などの問題が楽勝で解けます!前者は南中の欄を縦に見ると夕方(18時ぐらい)に南中しているのは上弦の月だなとわかりますね。後者は、「西の空ってことは沈もうとしているんだな」ってことで月の入りの欄を縦に見ましょう。すると明け方(6時ぐらい)に沈むのは満月だってわかりますね。なお月も太陽と同じく東からのぼって西に沈むってことは常識なので、しっかり覚えてなきゃダメですよ。
 また、試験に良く出る三日月は、新月から三日目の月ってことで、新月と上弦の月の間ぐらいの時間になります。これも覚えておきましょう。他にもこの表から、月は一日50分ぐらい南中時刻が遅れる、などの情報も読み取れたり色々と活用できます!
 では最後に問題!
「菜の花や 月は東に 日は西に」 これは有名な与謝蕪村の俳句ですが、この時の月はどんな形でしょうか?
 中学入試で出そうな問題ですね。答えは次回の日記で!